693年1月某日。
「――坂上さんですね?
煙草屋さんからお手紙です。
あぁ、貴方が何者であれ警戒されなくてもいいですよ。
わたくしも公務員の端くれですから。
『私』と対峙するということは『国』と戦う事になりますよ――では、これで」
一見優男だが目の色が深い妖しげなポストマンは
そう言って彼に手紙を渡した。
――
Dear:坂上
野暮用で市場に出せそうにない。
悪いがそちらでブツを探してもらえないか?
まぁ、俺だからといって『煙草』である必要もないが
くれぐれも――
――
693年2月某日。
職人市場で俺はため息をつく。
「――くれぐれも俺が欲しがるのは辞めろと書いたろうに…」
――
『狐面』
白い面に赤い口、金色の瞳が画かれた木製の狐面。
ヴェーラス地方においては豊穣神の使いとして狐を祀る風習があるという。
――
というわけで今回は代理雑貨。
趣旨か少し違うのはそういうことで。
しかしここ見ないんだろうなー。
「――坂上さんですね?
煙草屋さんからお手紙です。
あぁ、貴方が何者であれ警戒されなくてもいいですよ。
わたくしも公務員の端くれですから。
『私』と対峙するということは『国』と戦う事になりますよ――では、これで」
一見優男だが目の色が深い妖しげなポストマンは
そう言って彼に手紙を渡した。
――
Dear:坂上
野暮用で市場に出せそうにない。
悪いがそちらでブツを探してもらえないか?
まぁ、俺だからといって『煙草』である必要もないが
くれぐれも――
――
693年2月某日。
職人市場で俺はため息をつく。
「――くれぐれも俺が欲しがるのは辞めろと書いたろうに…」
――
『狐面』
白い面に赤い口、金色の瞳が画かれた木製の狐面。
ヴェーラス地方においては豊穣神の使いとして狐を祀る風習があるという。
――
というわけで今回は代理雑貨。
趣旨か少し違うのはそういうことで。
しかしここ見ないんだろうなー。

